有馬温泉の泉質・効能

有馬温泉は、環境省の指針により療養泉として指定している9つの主成分(単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉)のうち、硫黄泉と酸性泉を除く7つもの成分が含まれており、世界的にも珍しい多くの成分が混合した温泉です。

有馬温泉の金泉銀泉はよく知られていますが、銀泉にはさらに二酸化炭素泉放射能泉の2種類があります。

金泉(含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉)

鉄分を多く含む金泉は、地中では無色透明ですが、空気に触れることで酸化して赤茶色になります。

海水より塩分濃度が高く、舐めるとしょっぱいですが、その塩分が肌に薄い皮膜を作るため、保湿効果が持続します。

また、メタ珪酸といわれる物質が多量に含まれているため、お肌の肌触りがマイルドになり、保温効果も大きくなります。

さらに、その殺菌作用により感染性皮膚疾患や慢性湿しんに効果があると言われています。

ただし、そのまま風呂から上がると、衣類が赤く染まり、皮膚がヒリヒリしますので、上がり湯を浴びるのは必須です。

適応症
炎症性および非炎症性のリウマチ疾患、外傷、手術後のリハビリテーション、慢性附属器炎、機能性不妊症、自律神経系障害、乾癬(かんせん)

銀泉(二酸化炭素泉)

二酸化炭素泉の銀泉は、飲用すると胃液の分泌を刺激するため、食欲増進効果があると言われております。

また、毛細血管の拡張により血流が増加するため、高血圧症、末梢動脈閉塞性疾患、機能性動脈循環障害、機能性心疾患に効果があると言われています。

適応症
高血圧症、末梢動脈閉塞性疾患、機能性動脈循環障害、無治性の傷、手足の局所的循環障害

銀泉(放射能(ラドン)泉)

呼吸器からのガスの吸入により、全身の組織へ到達し、自然治癒力を高めます。

適応症
硬直性脊椎症、関節の退行性症状、慢性多発性関節症、脊椎の退行性疾患、慢性痛風、関節、筋肉リウマチ、軽度の末梢性動脈血行障害、更年期障害、気管支性ぜんそく

参考: 有馬温泉観光協会公式サイト 「温泉について

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